【初心者向け】日本を3周した旅するのんが推奨する〜車中泊の始め方・基本ガイド〜

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  • 初めての車中泊、何を準備すればいいの?
  • 車で寝るのって、危険じゃない?
  • 車中泊中、トイレやお風呂は、どうするの?

初めての車中泊は、不安や分からないことがたくさんありますね。今回は、日本3周、車中泊しながら旅した私たちから、初心者向けに「車中泊の基本ガイド」をお伝えします。

▪️旅するのん(保育士・幼稚園教諭)
車中泊で、日本一周を3回制覇!夫のミノルバ(夫)と時々二人旅 
*詳細はこちらから

この記事を読むことで、一通りの車中泊の基本が分かり、快適な旅ができます。

車中泊の魅力

夫の休日は、毎月のシフト表しだい。連休があれば、喜んで「旅のプラン」を考えます。でもいつも急なので、ホテルの予約が取れなかったり、取れても高い料金だったりで断念していました。しかし、車中泊を知ってからは、自由に旅に行けるようになりました。

阿蘇ひとり旅
阿蘇駅前

車中泊は、自由気ままな旅

車中泊の魅力は・・・
・思いついたら気軽に行ける
・時間に縛られない
・行く先が、自由に変更できる
・アウトドアキャンプよりも、手軽にできる
・ノープランで出かけるので、いつもドキドキ・ワクワクする
・ホテル代や食事代などが節約できる
のん

車中泊で何より楽しいことは、忙しい日常を忘れて大好きな自然に囲まれた場所で、自由な時間を過ごせることです。

ミノルバ

子育てが終わった僕ら夫婦の車中泊旅は、2人の会話を楽しむ良い機会になっています。

北海道の時計台
京都御所

車中泊を始める前に必要なこと

ここで車中泊する前に必要な準備について、紹介します。

車中泊の準備

車中泊を楽しむには、準備が大事です。下記をイメージしてプランを練ってください。

  • 旅のルートを決める
  • 旅の予算を決める
  • 旅の予定表を組む
  • 旅先で訪れたい場所をリサーチ
  • 旅先でやりたいことをリスト化
  • 旅で食べたいもの・見たいものをリスト化
  • 眠る場所は、どこにするかを決める
ミノルバ

車中泊に出る前の、事前準備はたくさんあります

  • 車中泊中、車内を快適に過ごすためには?
  • 食べるものをどうする?
  • 眠る前や暗くなってからの明かりは?
  • 車内で寝る時、寝れそう?

初めて車中泊に出る場合は、事前に車中泊に関する「書籍」や「YouTube」などを見て、イメージしてみると良いですよ!

夫婦で車中泊を楽しむ70代YouTuber「winpy-jijii」さんの書籍

車中泊に向いている車

車中泊に向いている車は、車種やサイズによって様々な特徴があり、人によって最適な車が異なります。

軽ワゴン
軽ワゴン

車中泊に向いていない車って、あるのかな?

ミノルバ

車中泊は、どんな車でも準備次第でどれも使えます。

車中泊の快適さにこだわるなら…

車中泊に向いている車の条件

  • 広くてフラットなスペース
    寝るスペースを確保するため、後部座席を倒してフラットなスペースを作れることが重要です。
  • 天井が高い
    車内で立ったまま着替えたり、荷物を整理したりする際に、天井が高い方が快適です。
  • 窓が多い
    通気性が良く、景色を楽しめるように、窓が多い方が快適です。
  • 収納スペース
    荷物をたくさん積めるように、収納スペースが広い方が便利です。
  • 燃費が良い
    長距離を移動する際に、燃費が良い方が経済的です。
自分たちのスタイル予算に応じて
・ミニバン
・ワゴン
・軽自動車

キャンピングカー
・コンパクトカー
・SUV
軽自動車

私たちのおすすめは、「軽のバン」です。後ろが広いので、物がたくさん積めます。

快適な車中泊環境の作り方

車内の収納テクニック

限られた車内の「スペース」を快適にするために、収納グッズを賢く使います。車中泊におすすめのグッズを使うことで、車内の荷物がコンパクトにまとめられるのです。

瀬戸内海
富士山

容量や用途に分けて、使い分けましょう。

  • 収納ボックス
  • 小分け袋
  • 防水ポーチ
収納ボックスのタイプ
ハードタイプポリプロピレンなど頑丈な素材でできており、重い荷物を入れても型崩れしにくいのが特徴です。
積み重ねて使えるものが多く、車内のデッドスペースを有効活用できます。
ソフトタイプ布製やポリエステル製など、柔らかい素材でできており、折りたたんでコンパクトに収納できるのが特徴です。
使わないときは場所を取らず、持ち運びにも便利です。

便利な「収納ボックス」は、サイズもいろいろあります。

収納ボックスの大きさ
衣類や寝袋など、かさばるものを収納するのに適しています。
車内の形状に合わせて、高さや幅を選ぶことが重要です。
調理器具や食料品など、使用頻度の高いものを収納するのに便利です。
取り出しやすい場所に設置すると良いでしょう。
小物類や貴重品など、整理整頓したいものを収納するのに適しています。
蓋付きのものを選べば、中身が見えず、防犯対策にもなります。

眠る時、シートを倒して、車内の高さを調整することにも代用しています。小さめの「ボックス」だと、足を伸ばした時の足置き場にもなります。

車内を整理して、足を伸ばして眠れる環境を整えることは「快眠」の秘訣です。

収納ボックスは、収納以外にも使えて便利です!

  • 屋外ではテーブル
  • 車内ではフラットにするための調整道具
  • 眠る時には、足置き場

車中泊の寝心地快適♪マットや寝袋を使った寝具

快適な眠りを確保するためにも、マットやクッション、寝袋を使って車内の寝心地を良くしましょう。選ぶなら、コンパクトで軽いものを選びましょう。

寝具は、最初から色々と買わなくても、家にあるものを代用しても大丈夫です。少しずつグッズを揃えることも楽しいですよ!

「しまむら」「ドン・キホーテ」などで、プチプラで揃えて、ぜんぜんOKです!

小さく畳める「クッション」は、長時間過ごす車内では、枕がわり・凸凹を緩和させる高さ調整などに役立ちます。

カーテンやサンシェードでプライバシーを保つ

車中泊で過ごす車内は、プライバシーを守るために、「カーテン」や「サンシェード」をうまく使って、外からの視線を遮りましょう。

サンシェードがあれば、日中は日除けにもなりますし、夜はプラバシーを保護してくれます。

私たちの行った、おすすめ車中泊スポット

ここで、私たち夫婦の思い出。楽しかった車中泊の旅の紹介です。

大分県の温泉・黒嶽荘 

九州には、自然豊かなスポットが数多くあります。別府や由布院などの温泉地や、九州の美しい海岸線を巡る「旅」はおすすめです。

大分ドライブ
大分ドライブ

大分県では、「道の駅」を活用

無料で利用できる「道の駅」の施設は、充実しています。

ミノルバ

休憩や食事、トイレなどの利用が可能です。

「道の駅」を巡る旅も楽しいです。

全国道の駅スタンプ
全国道の駅スタンプ

温泉地を巡る車中泊旅

九州には、数々の温泉地があります。車中泊しながら、温泉でリラックスする旅も素敵です。

大分の森の中を走って、ひと休みした小川。

スクリーンショット 2024 07 29 午後3.34.30

【車中泊旅の感想】

大分県の深い山奥に行きました。空気が澄んでいて、現地の人しか知らないような秘境に、「温泉」がありました。

黒嶽荘 

ここは、旅先で出会った山登り中の同年代のご夫婦に教えてもらいました。

由布の豊かな自然と水。柚の香り高く黒嶽荘 
所在地大分県由布市庄内町阿蘇野2259
電話097-585-1161
価格一泊朝食付き 5,000円
一泊二食付き 7,350円
交通◆鉄道
久大線・湯ノ平駅・車で25分
久大線・天神山駅・車で30分
日帰り温泉日帰り温泉も可能です
2024年7月現在の情報です

ガイドブックに載っていないような「隠れ名所」に行けるのは、地元の生の声からです。この日は、宿泊はしないで温泉だけを楽しみました!

食事と料理の工夫

車中泊でも楽しめる簡単レシピ

車中泊でも、家にある「調理器具」や「キャンプ用品」で、簡単に美味しい料理を楽しめます。

荷物になると感じたら・・・

車中泊では、料理をしなくても
・道の駅で購入
・地元のスーパーで購入
・地元の飲食店で食べる
これらの方法でも、済ませられます。

無理は禁物・車中泊

車中泊を楽しむコツの大前提は、無理をしないことです。

無理をしないリスト
・体力

・お金


・時間


・見栄
ミノルバ

旅の楽しみ方は、人それぞれ。自分らしい車中泊の旅をしましょう。

私たち夫婦は、車中泊旅で旅費を安くあげ、その分、食べることを楽しみます。

ポータブル電源を使った電気器具

いつも車中泊を楽しんでいる私たち夫婦ですが、そのなかで一番困るのが「電源確保」問題でした。

車中泊も「小旅行」であれば、あまり電源の問題はありませんが、さすがに3日間以上になると、電源に困ってきます。

少しの電源なら、車のシガーソケットから充電できます。

小旅行・問題なく使えます

3日以上の車中泊だと「ポータブル電源」はぜひ持っておきたい揃えたいアイテムです。

ポータブル電源

ポータブル電源があると、電気調理器具を使って料理もできます。

パワフル充電!!

車中泊中の食事

道の駅の楽しみ

道の駅ではとても美味しそうなものが売られています。道の駅でお弁当を購入し、そのまま車内に持ち込んで、食べて、一眠りも最高です!!

車中泊 トイレとお風呂問題

四国・香川県に車中泊旅した時です。四国は、思ったよりも延々と山道が続く地方でした。うどん屋さんのお店の多い町でした。

昼3時過ぎには、お店が閉まり始めました。食べるものも、充電も、お風呂も…何もかも無いなかで焦ってやっと見つけた場所が、「天然温泉きらら」香川県)でした。

きらら
きらら

「旅の思い出」
スマホの充電がなかった私たちの事情を察してくれたスタッフさんから、とても親切にしてもらいました。

車中泊中の電源やお風呂、トイレの問題は悩みの種です。私たちは、「道の駅」の車中泊をよく利用します。

他にはオートキャンプ場や、RVパークだと設備が整っているので良く使います。キャンプとは違い面倒くさくない、便利なものはどんどん取り入れています。

車中泊では、電源とお風呂とトイレと寝場所の確保が最優先です!

利用できるトイレ情報の事前収集

車中泊中に利用できる「トイレの情報」を事前に調べておくと安心です。地図やアプリを活用して、トイレ情報を調べておきましょう。Googleマップに「トイレ」を入力すると近くのトイレを見つけられます。

長旅の車中泊でいちばん大切なことは、「情報」!!

車中泊の情報は、車中泊まとめWikiに盛りだくさん掲載されています。

車中泊の安全とセキュリティ対策

車中泊中の安全性

車中泊中で、心配なことは安全面です。安全を確保するには、周囲の状況をしっかりと把握します。不審者や危険な状況に、適切に対処することが重要です。

熊の出没も!?

以前、東北の山奥で泊まる予定にしていた「道の駅」の案内で、「熊出没」の看板を見ました。
気がついたのは、もう日暮れ時でした。それを見て、だんだんと誰もいなくなった理由が分かり、慌てて場所を移動したことがあります。

車中泊の際の危険回避のポイント

車中泊する時は、周囲の環境や治安状況をよく見極めます。アンテナを張り巡らし、危険を回避するよう心がけましょう。夜中になると「暴走族」も、よく出没します。

昼と夜とでは、見る世界が違うのです。何かあったらすぐに警察に助けを求めることです。

「道の駅」や「駐車場」での防犯対策

道の駅や駐車場での、防犯対策も重要です。明るい場所や監視カメラのある場所を選んで、停めます。ただし明るい場所だと、眠る時に眩しかったりするので、駐車する向きなど工夫してください。

防犯対策のコツは、周りから車内が見られないようにすることです。

車中泊の始め方 まとめ

今回は、車中泊の始め方をテーマに記事を書きました。私たちが車中泊を始めたきっかけは、ホテルの予約問題がいちばんでした。

夫の突然の休日に、どこかのホテルを予約しようとすると、すでに埋まっていたり、空いていたとしても高額だったりでした。

行けないことが多かった旅行も、車中泊を始めてからホテルの心配が一切なくなり、自由に行けるようになりました。

しかしこの車中泊も順風満帆とはいかず、いろんな問題もありました。

  • 車内環境が、車中泊向きではなかった
  • 眠る時、背中がゴツゴツして眠れなかった
  • 足を伸ばせなず、疲れが取れない
  • 防犯対策が甘く、夜中に怖い思いをした
  • 買った枕が合わなかった・・・など

しかし、魅力もたくさんあります。

・気軽に行ける
・コストが掛からない
・いつでも旅に出られる
・・・など

回数を重ねるたびに、車中泊が上手になっていきました。このような経験は、夫婦ふたりにとってかけがえのないものです。

みなさんもこの記事を参考に、ぜひ、「車中泊ライフ」を楽しんでほしいと思います。

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