突然始まる親の介護~驚きの出費~

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親の介護費
親の介護費

50代の主婦ともなると、少しずつ親の介護が始まる人も多いのではないでしょうか?

昨今は、いつまでもお元気な高齢者の方も増えました。
自分の親もいつまでも元気だと思っていても、自分が歳を取れば親も歳を取るわけで、だんだんと人の助けも必要になってきます。

まさか自分の親の介護をする日がくるなど思いもしないで遠い先の話しだと思っている人もいるかと思いますが、我が家の場合、今年に入り、一気に親たちが弱りはじめそのスピードも速く、あれよあれよと、予想もしていなかったことが次々と起きて、なかなか情報が追いつかないことがあります。

いつまでも元気だと思っていた親の介護。
気づけばある日突然介護が始まっていました。
その介護で、よく言われることはやはり介護費用のことです。
それに、これからどのようなことが起きていくのか、介護をし始めたばかりで不安も感じます。

介護といってもケースバイケースで、いろんな状況の方がいらっしゃると思います。

体は元気でも、アルツハイマー認知症を患っていらっしゃる人もいるかと思いますし、頭はハッキリとしていても何かの病気で身体が不自由になられたり、体調に不調を感じるなど、介護といってもいろいろで、それゆえに考え始めると途方もなく不安な気持ちになることは当然です。

今回、そうした方のために少しでもお力になれればと思い、少しですが、私の親の介護を通して感じたことなどを書いています。

内容としては…

・介護の始まり
・何から始めればよいのか
・かさむ介護にかかわる費用
・介護をするために大事なこと
・親の尊厳

について書いています。

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介護の始まり・・・

超高齢化社会において、昨今は「介護」という言葉はどこでも聞かれるようになりました。
私がそうだったのですが、自分自身が介護をする立場にない時は、あまり意識もしなかった分野であり、その情報としてはほとんど持っていませんでした。

職場の同僚や少し年上の先輩方などは、時々親の介護の話しをしていましたが、その時は他人事にしか思っていませんでした。

ですが、自分が50歳過ぎた辺りか少しずつ親の病院に付き添う機会も増え始め、時には突然不調を訴える連絡も入るようになり、その回数がじわりじわりと増え始めてきました。

私は保育教諭をしていたのですが、勤務中は電話に出られませんので、仕事の落ち着くお昼時間に近所の方からの連絡で「今、病院にいるので至急来てほしい」と言われたことなどもあって、そこから「介護」という言葉よりも、親も歳を取ってやはり何かあった場合に面倒を見るのは子どもの私だな…と思うようになって、仕事をセーブするようにしました。

親の介護の始まりと、自分の仕事との両立ができる間は大丈夫だと思いますが、いずれその両立が大変になってくる前に少しずつ考え始めても、早くはないかもしれません。

今は公的な支援も充実しているように思います。
適切なサービスを使うことで、慌てなくてすむこともたくさんあるかと思います。

そして、この情報化社会なので、案外と張本人も周りからの話しでいろんなことを知ってるケースも多々あります。

本人がどうしてほしいかも常々話しをしておくと、後々その希望に近い形に添える可能性もありますので日常の会話も大事かと思います。

何から始めれば良いのか…

今は一人で大丈夫な様子でも、年々、歳は重ねていくので早めに周囲の人たちに話しをしておくことをおススメします。
ご自身の兄弟だったり、配偶者の方や、お子様、友人など。

そして、地域でサポートをしてくれている機関に早めに相談に行けると心強いです。

問題を一人で抱え込むと辛くなってきますから、まずは心許せるかたにお話すると良いと思います。

後から書く、介護費用に関しても、先のことを考えるととめどもない不安が押し寄せてくる場合がありますので、きちんと制度を知ることでそれをうまく活用し、ご自身に無理や負担のない介護をしてください。

介護が必要になってくる時には介護保険の活用もずいぶんと助けられます。

今は、本屋さんにも介護関連の書籍はたくさん並べられていますので、ざっと目を通してみるといろんな介護のサポートやサービスがあることが分かり、少し気持ちの負担が軽減される気持ちになります。

かさむ介護にかかわる費用

介護が本格的になり始める時、周囲の人が「介護の掛かる費用」のことを心配してくれることも増えます。

初めは負担に思わなかったことも、自分の仕事の収入が減ってきたり、自分の動きがイレギュラーになることで、普段の家事への影響も出始め、一時的なものであれば、少しの間とガマンできることも、介護となると、それがいつまで続くのかわかりません。

介護サービスも充実して、ずっと昔に比べると介護する側も、ずいぶん楽になった面も多数あるかと思います。

一方で、そのサービスを使うことで増える出費もあります。

そうした時は、費用が軽減できる公共の制度が使える場合もありますので、調べておくのも良いです。

・高額介護サービス費支給制度

公的介護保険を利用し、自己負担1割(※1)の合計の額が、同じ月に一定の上限を超えたとき、申請をすると「高額介護サービス費」として払い戻される制度があります。
 これは国の制度に基づき各市区町村が実施するもので、個人の所得や世帯の所得に対して上限が異なります。

・施設の食費・居住費(滞在費)が軽減される制度

所得や預貯金の額が一定以下の人は市区町村から「介護保険負担限度額認定証」の交付を受けることにより、食費・居住費(滞在費)の自己負担に対する限度額があります。

その他にも公共の制度もありますので、ざっと調べて、知っておいても何かの時に役に立つかもしれません。

介護をするために大事なこと

介護を始めて、家族として感じることは「介護される側の気持ち」や「こうして欲しい」という気持ちにどれだけ寄り添ってあげることができるか、のところでした。

そうした「気持ち」のところとともに、介護用品の大切さも感じています。

介護といっても人によってまったく違うため、一概に言えないことも多いのですが、介護する方への心配りと、介護するために介護用品を工夫することで、介護する側もされる側も飛躍的に生活が軽くなる経験をたくさんしてきました。

例えば、玄関の手すりやベッドの柵など、日常の動きの中で、私たちにはさほど感じないようなわずかなことでも介護される側にとっては驚くほどそれが負担になっている人は大勢います。

年齢は徐々に重ねますので、1年前は平気だったことも今年は難しくなってしまっていることもあったりするのです。

なので、本当にわずかなことでも何かの違和感を感じるのであれば、すぐにケアマネージャーさんに相談されると良いものを紹介してくれる場合があります。

介護用品もレンタルもありますし、介護保険が使えたりしますので、月に数百円で利用できたりしまうので、介護される方が快適に過ごせるように工夫することも、介護する側にとっても良いことかと思います。

介護は、いつまで続くか先の見えないものです。

体調も一人一人違いますので、何が、どれが、どんなことが良いかは、いちばんそばでお世話する人が、相手を見て感じたり気づいたりするものかと思います。

とはいっても、介護初心者の私にとっては、もしかすると見当違いの介護をしているのかもしれないと思う時もあります。

我が家の場合、アルツハイマー認知症(軽度)のため、相手の欲求と自分の考察はこれで間違っていないか?と、いつも自分に問うことがあります。

合っているのか、合っていないのか、毎回、思い悩まされる問題です。

あまり考え過ぎると辛くなってしまいますし、思い込んでしまうと気持ちが塞いでしまいます。
そのような時は、家族に話すだけでも気持ちが楽になります。

その度に、また私は一人で抱え込んでいたな。がんばり過ぎていたな。と反省します。

がんばり過ぎると周りも辛くなってくることがあります。
少しは肩の力を抜かないと続かないのも介護です。

親の尊厳

ここ最近は、親とは適度な距離を保ちたいと思っても、日々のお世話もあって、会う機会や話す機会が増えます。

その都度、心に余裕を持って接するようにはしますが、これで良かったのかなと思うこともしばしばです。

帰宅後の夜に一人反省したり、本当は違うことを望んでいたのではと、あーでもない、こーでもないといろんな思いが頭のなかを巡ります。

私が子供を産んで親になった時も、初めてのことだらけで毎日が分からないことばかりで、親に聞いたりしてなんとか社会人になるまでがんばってきました。

ところが、今回のような「親の介護」を教えてくれる人が周囲にほとんどいません。
「介護」のことについては多少の情報や知識など、ネットで検索すればわかるものの、親としての尊厳を保ちつつお世話することの難しさを思います。

相手にもあまり踏み込んでほしくない領域もあることでしょう。

赤の他人であれば、さらりとやれてしまうことも多いと思います。

その兼ね合いや距離感で手が出なかった時に反省も、毎日のように起きています。

でも、自分が思うようにできなかったにしても今できる精一杯でやっているので、自分を追い込まないようにしたいと思います。

残された時間を、どれだけ生き生きとして過ごさせることができるのか。

今の私の課題なのです。