介護で感じる駐車スペース~ハートフルパス~

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ハートフルパスを使って
ハートフルパスを使って

要介護認定を受けた姑のために、取得した「ハートフルパス」について紹介します。

「ハートフルパス」とは、公共施設や大型ショッピングモールなどさまざまな施設に設置されている障がい者等用駐車場を適正に使える制度のことです。本当に必要としている人のために駐車スペースが確保され、それを使用することができます。

熊本県ではこの「利用証(ハートフルパス)」を交付しています。

先日、要介護認定を受けた姑です。
これまでのお出かけには、一般の駐車場を使っていて、少しずつ介護の必要性も進行し、ちょっとのお出かけにもかなりの労力を要するようになっていました。

やっと手にした「ハートフルパス」です。どのようなものなのか?

今回は、

・ハートフルパスとは?
・対象者
・注意点 ~困っている人が使えるスペース~
・使用してみて
・今後の課題
・まとめ

@nontaro_3

母の入院と退院と、義母の認知症の診察と介護認定の審査など、色々重なっています。今年6月に実父も天国に行ったので、続く法事もあって、一気に不安定な毎日を過ごしています。50年以上も生きてきていろんなことを経験し、もうこれ以上は何もありませんように…と思いながらも人生は試練だらけです。親が先に逝ってしまうことは仕方がないことですが、1日1日その日が近づいていることがとても悲しく、寂しく、辛く、それを支える気持ちが追いつかない時もあります。ただ安らかな時間を過ごしてほしいと娘の私は願うだけです。#認知症#がん #親の介護#入院#退院#老いる親

♬ 风吹过八千里 – 苏星婕

について書いています。

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ハートフルパスとは?

熊本県ハートフルパス制度
熊本県ハートフルパス制度

熊本県ハートフルパス制度 ~この場所を、必要としている人がいます~

この制度は、公共施設や店舗など様々な施設に設置されている障がい者等用駐車場を適正にご利用いただくため、障がいのある方や高齢の方、妊産婦の方など移動に配慮が必要な方に対して、県内共通の利用証(ハートフルパス)を交付することで、本当に必要な人のための駐車スペースの確保を図る制度です。

熊本県ホームページより引用

熊本県内では「ハートフルパス」という名称で発行されているこの制度。国内の各自治体にも同じような制度がありますので、ぜひ調べてみてください。

介護をする前の単身での行動の時は、特に不便には感じずに使っていた駐車場も、介護している人を乗せていると、その場所から近く駐車スペースにも余裕があって、時に雨風をしのいでくれる…そんな駐車スペースは、本当にうらやましいくらいに恵まれたところにあります。

それゆえ、車いすや体が不自由な方が使えるこの「ハートフルパス」で使える駐車場は本当に重宝します。

車椅子
車椅子

対象者

交付対象者

「ハートフルパス」利用証の交付を受けることができる方は…

有効期間1年以上(交付基準に該当しなくなるまで)


・身体障がいにより移動に配慮が必要な方
・知的障がいにより移動に配慮が必要な方
・精神障がいにより移動に配慮が必要な方
・高齢等により移動に配慮が必要な方
・難病により移動に配慮が必要な方 など

上記、すべての方が対象ではありません。詳細においては熊本県にお問い合わせください。

*交付基準に該当しない場合でも、移動に配慮が必要な状況が確認できる場合には、交付することができます。詳しくは事前にお問い合わせください。

有効期間1年未満(1年未満で必要な期間)

妊産婦の方・・・妊娠7か月~産後3か月
けがをされた方・・・車いす、杖などの使用期間

*妊娠7か月未満の方であっても、切迫早産(切迫流産を除く)の恐れや多胎妊娠により歩行困難な状況など、確認できる場合は交付することができます。詳しくは事前にお問い合わせください。

注意点 ~困っている人が使えるスペース~

ご家族の介護や身体のお世話などで、買い物や公共施設の利用など駐車場の利用で不自由さを感じたら、熊本県の「ハートフルパス」の制度を見てください。

そして、たとえ対象者として該当しないと思われる場合でも、実際に不自由に感じているのであれば、お住いの自治体や医療機関に相談してみることも良いのではないかと思います。

この制度は、本当に必要な方のために設けられた制度ですので、状況によっては本当に必要な現状があるのであればその申し出により発行されるかもしれません。

例えばですが、介護認定が「要支援」などで、この制度は受けられなかったにしても、お世話をしているご家族の方が不自由に感じるのであれば、そこに何か理由があかもしれません。その事情によっては各自治体や医療機関に申し出ることで状況が改善されるかもしれません。

わが家の場合、日ごとこの駐車場のことが大変に思うようになり、他にも諸々気になる点がありましたので病院に行ったところ、認知症の診断を受け、それにより「ハートフルパス」を受けることができるようになりました。

他にも妊婦さんにとっても妊娠7か月未満であっても状況によっては「ハートフルパス」の制度を受けることができますので、困ったことがあれば自治体や医療機関など、周囲に相談してみると良いかもしれません。

使用してみて(3つのポイント)

わが家のこの「ハートフルパス」は、介護認定を機に取得したものです。

ふり返ってみると、駐車場ひとつにしても、これまでとても大変でした。
90歳過ぎた姑の移動方法は歩行器なのですが、病院や大型ショッピングモール、もしくは小さなスーパーでも、歩行器で歩くにしても、車いすに乗り換えてそれを押すにも不自由さはありました。

介護をしてみてちょっとした段差などこの社会は、小さなお子様や高齢の方、心身に障がいをお持ちの方にとても不便な場所に見えます。

それでやっと手にしたこの「ハートフルパス」も、いざ使おうとすると許可証のない車が先に停まっていたりします。

たまたま提示していないだけかも知れませんが、広い駐車場の「ハートフルパス」スペースに停めようとすると満車なことが多く、実際はその恩恵をスムーズに受けられることは少ないことも多いです。

なので

・許可証の提示
・一般の方は一般の駐車場に
・乗り降りに時間が掛かります

の3ポイントをお願いしたいです。

私たち家族はこの許可証を取得するために4カ月の歳月を要しました。

それは、病院の診断や、介護認定の見直しや、「ハートフルパス」の発行の手続きに要した時間です。

その間は、どんなに遠くても、車と車の停めてある間隔が狭くても、雨でも、寒くても、真夏でも、それでも一般駐車場に停めていました。

それは、そこの場所を必要としている人がいると分かっていたからです。
なので、そうしてようやく手に入れた「ハートフルパス」の許可証は自分の状況を表すものなので、ぜひ提示するようにお願いします。

そうすることで、周りの理解が得られ、時に手助けも受けることがあります。
もしも、たまたまこの制度のことを知らずに使っていたとしたら、わが家のように困っている人は大勢いますので、ご理解のほどをお願いします。

そして、なかなかに慣れない介護のため、とにかく時間が掛かってしまいます。
段取りなどいろんなことがスムーズにいかないので自己嫌悪のことも多いです。

そうした内面のこともご理解いただけると幸いです。

今後の課題

このような「ハートフルパス」の問題にしても、介護をするようになり、いろんな不便さを感じています。

わが家は、認知症や末期の癌などの親がいますので、その命を守ることに精一杯です。

年齢とともに周りの状況も即座に判断できなかったりします。

障がい者用のトイレも広く、きれいになりましたが、年々、便利になる水道の蛇口など、ちょっとしたことでも年寄りには近未来のことで戸惑い、呼ばれることも多々あります。

便利になっていることはとてもありがたいことであり、一切否定はいたしません。
そうした便利になったことに90歳過ぎた大人たちが、使い方が分からなくてそこで行動が止まり、そうした予想不可能な事態がいろんなところで起きていて、介護する私たちもそのひとつひとつにその場で気づいて学ぶ毎日なのです。

ということで、介護とひとくちに言ってもいろんなことが起きています。

私もまだまだなところがたくさんあります。

器用であれば引っ掛かりもしれないのかも知れませんが、少しずうしか進めていません。

まとめ

というわけで、今回は駐車場の思いやるスペースの「ハートフルパス」について書きましたが、これ以外にも介護をしていると生活の中でも、出掛けた先にもいろんな障害物が待っていて、帰宅後には疲れ果てる私もいます。

しかしながら、こうして綴ることでこれから超・高齢化社会に向けて何かの取り組みの手掛かりになればと思い、書き留めました。

みなさん、ひとそれぞれに事情はありますが、私には私の困っている点を書かせてもらいました。

何か参考になれば嬉しいです(^▽^)

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